みなさん、こんにちは。
関東地方では今日梅雨明けし、久しぶりの晴れ間が見えました。
日差しを浴びると気持ちもどこか軽やかになり、太陽の恵みはすごいなと改めて感じます。
今回は仏教とは何かお話ししたいと思います。
さて、仏教というとどんなイメージがありますか?
「お釈迦様の教え」「お寺」「金ピカな仏像」「古くて堅苦しい」「お経が難しい」「お坊さん」「死」「ご先祖さま」「葬儀、布施」・・・色々あると思います。
いずれも私たちの日常にはあまり関係のないもの、法事や葬儀の時だけ接する非日常的なものと思われますよね。
文字通り、仏教とは「仏様の教え」のことを表しますが、
実は仏教とは何か特別にすごいものではなく、また私たちから遠く離れたものでもありません。
仏教とは「仏としての生き方」であり、「日常の中に生きる教え」なのです。
言い換えれば、私たちがこの人生をどう生きるかを問われています。
よく成仏(仏に成る)という言葉がありますが、そこでは仏という存在を外にある特別なものとして考えてしまいがちです。
「自分なんか仏になれっこない・・・」と思うのが普通だと思います。
しかし、そうではありません。
どんな人であっても仏心(ほとけごころ)があり、仏としての生き方を真似して実践することができるのです。
例えば、もし目の前で人が倒れたら手をさしのべようとしたり、痛ましい事件を耳にして同じく心を痛めることがありますね。
それらは人がもつ慈悲なる仏心なのです。
自分自身のためだけに生きるのではなく、誰かを願い共に生きること。
それこそ仏心であり、仏としての生き方です。
ではなぜ仏としての生き方を目指すのか?それは次回以降にお話したいと思います。
新型コロナウイルスにより今この瞬間にも大勢の方が苦しんでいます。
どうぞみなさまもご自愛いただくと同時に、周りへの思いを忘れずにこの夏をお過ごし頂ければ幸いです。
(写真)5年前の夏に訪れた福島県の会津城 コロナが落ち着いたらまた行きたいですね。
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